燃える闘魂ブログround16 外食業界は本当にブラックなのか?
悲しいことですが2014年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象とした 「学生が絶対に就職したくない企業ランキング」において、トップ10中に1位のモンテローザをはじめワタミ、ゼンショーホールディングス、王将フードサービスと4社がランクインしています。
なぜ外食業界はブラック化するのでしょうか?
「低価格」や「長い営業時間」でお客の利便性を追求せざるを得なくなり、労働者の長時間労働や低賃金化につながってしまうからです。アルバイトに残業をさせたり、深夜まで働かせたりすると時給も割高になるため、結果的に社員が長時間労働せざるを得なくなるという悪循環に陥り、疲弊している現場も多いわけです。
疲弊=ハードで休みが少ない。。。しかも封建的。こういうイメージが定着しているのでしょうか?
ダイショウの企業理念は
「全スタッフの物心両面の幸福と、お客様の感動を求め前へ進み続けます。」
ですから!!!! まずはブラックなイメージをぶっ壊したいですね!! そんな「業界総仮面ライダーブラック状態」な外食業界ですが、中にはブラック度合が相対的に低い企業も存在しているのでそれを全面的に調査してTTP(徹底的にパクる)したいと思います。
【事例1 テンアライド(居酒屋「天狗」「テング酒場」を運営)】 給与の週払いも選べ、経験を積めばアルバイトでも正社員並みの給与。 パートやアルバイトにまで有給は付与される。 「全店舗、基本的に深夜営業ナシ。閉店は23時半」を徹底。 「朝まで働いて昼間に眠るのではなく、昼間の時間は自分のために使い、健康的な生活を送ってほしい」という思いから、店を開けていれば売上増間違いなしの新宿や池袋エリアの店でも、このルールに則って営業されているのが素晴らしい。 休暇は通常の有給に加え、産休、育休、介護休暇、そして夏冬各5日間の連続休暇制度がある。制度として存在しているだけではなく、社長自ら「休みをとれ」と促しており、実際に取得できているようです。
【事例2 ダイタンフード(立ち食いそば店「富士そば」を運営)】 パート・アルバイトへの手厚い待遇といえば、同社も忘れてはいけないです。 アルバイトへのボーナスは年2回で、6月と12月に在籍していれば、入社してすぐであってもボーナス支給対象になります。 さらには、有給休暇支給、退職金あり、定年退職後の再雇用、個人負担ナシの健康診断、週5日勤務の人には社会保険加入。これらはすべて「アルバイト対象」である。ブラック企業なら正社員でさえも到底得られない水準です。
【事例3 はなまる(うどん店「はなまるうどん」を運営)】 同社がホワイトな点としては、同業界にはありがちな24時間営業店がないこと、完全週休2日制をとり、夏冬の休み。 また子供手当、子供の入学や結婚の祝い金といった手当がある上、転勤時は家族連れでもOKで、引越費用も全額企業持ち、さらに異動手当もあり、住居も企業が探し、金額を負担する。単身赴任の場合も帰省手当まで支給するという手厚さだ。ほかにも中途採用の面接時に、応募者の事情によっては企業側から出向いて面接することまで明記。 そして同社は、次世代育成支援対策推進法に基づいて「くるみんマーク」を取得している。これは、仕事と子育ての両立ができる環境整備を進め、いわゆるワーク・ライフ・バランスが実現できるように制度を整えている証しです。出産・育児関連制度の充実、全従業員へのワーク・ライフ・バランスに関する啓発活動などを継続的に行っている。
参考:新田 龍 ブログには書けない、大企業のブラックな実態
「なんかわかってきたぞー!」
調査結果報告、
ポイント① アルバイトさんに対して待遇、制度見直し(愛がベース)
「アルバイトから社員になることが外食業では一番スムーズやからね。」
ポイント②休日を増やす。労働時間を減らす仕組みづくり(愛がベース)
「働く意欲のために、家族のために、英気を養って!週休2日」
ポイント③社員さん、アルバイトさんの家族に対しての充実、大家族主義の確立(愛がベース)
「出産・育児関連制度の充実、子供の入学や結婚の祝い金、介護休暇」
この3つをベースに社員さん、アルバイトさんと人生を共にしよう。いや実行しないと外食業の未来はすべてコンビニか自動販売機になってしまいますよ。
基本は愛を形にする制度を作ることですね。 従業員を大切にする企業なら、従業員側も企業を大切にするでしょう。 その気持ちや情報はすぐさま拡散し、「じゃあ、これから8番だな」「久々に、8番に行ってみるか」などという人を増やすでしょう。
そんな好循環が当たり前になってくれば、働き方のスタイルも今後、ワクワクするものになりそうです。
一生懸命ていいですね。