燃える闘魂ブログround 40 vs 矢場とん
こんにちは燃える闘魂、若林大輔です。通称:熱血大ちゃん!!
名古屋に出張に行ってきました。
お昼に入ったのは
矢場とん
矢場とんのルーツ
雑踏の屋台で、一人の客が何の気なしにつまみで食べていた串かつを、おもむろに”どて鍋”(もつの煮込み。名古屋では豆みそで煮込みます)のたれにドボンと浸して食べてみた。そして一言「こりゃ~美味い!」。たまたまそこに居合わせた客も試しに食してみると、「なるほど、これはいける」と...。実はその人こそ「矢場とん」の初代店主、鈴木義夫でした。
その後、鈴木義夫はこれを何とか商品に出来ないものかと試行錯誤し、やっとの思いで秘伝のみそだれを完成。昭和22年(1947年)、南大津通四丁目電停前に「矢場のとんかつ」として創業致しました。みそかつのルーツは、矢場とん初代店主が生み出したイマジネーションの産物だったのです。
創業してまもなく「矢場のとんかつ」は地元の人気店となり、それに伴いみそかつも浸透していきました。しかし、当時みそかつと言えば現在のような大衆料理ではなく、大変高価な料理で庶民にとってはなかなか手の出ない食べ物だったようで、今でも歳を召された方が来店されると、その当時の事を懐かしそうに話しをされます。「戦後の復興期、みそかつは本当に贅沢だった。一生懸命働いて数ヶ月に一度、みそかつを食べるのが唯一の楽しみだった。」と...
現在みそかつといえば、ドロッとしたいかにも赤みそというみそだれをかけるのが主流となっていますが、「矢場とん」では串かつを”どて鍋”にドボンと浸して食べたという当時のイメージをこだわり続けています。
(矢場とん歴史資料館より)
つまり味噌かつといえば
矢場とん
串カツといえば
野球選手も
矢場とん
男が背中で語るのも矢場とん
マグカップも矢場とん
子供が食べたら何とも言えない表情(CM)、矢場とん
ごちそうさまでした。